ベビーベット作り
「お祝いにベビーベット作ってやるよ!」
娘1号に言ってしまったものの、しまったと思っていた。
自分は基礎から本体まで山小屋を作った男なのだ。
ベビーベットくらい簡単なものだと、軽く考えて言ってしまったが、
調べてみると、ベビーベットは意外に難しそうな事が分かったからだった。
山小屋のように、2x4をインパクトドライバーでばんばん留めていく大雑把なやり方とはうって変わって、
繊細な作り方を必要としているのだ。
しかも、武骨なものでは見た目も悪いし、いくら軽いとはいえ、ある程度の強度も必要だ。
いい加減な作り方をして、赤ちゃんが落っこちでもしたらエライことになってしまう。
まいったな、と思ったからと言ってひるむわけにはいかないのだ。
時間はまだあるし、山小屋の内装用に買ったトリマーもある。
トリマーとは小型の電動ドリルで、ビットという替え刃を交換することで、
さまざまな木材加工ができるのだ。
おもに額縁の装飾や家具作りなどに使われる。
ネットで1700円で買った中古のトリマーだが、
きちんとした刃が付いているビットをつければ性能はあまり変わらないらしい。
このトリマーを使えば、めんどくさいほぞ穴作りもどうにかなるだろう。
とりあえず、スタートをきってしまうのだ。
ベビーベットについてネットでいろいろ調べた結果、
大きさは縦90cm、横が50cmで高さは90cmの大きさとし、
下には物入が置けるようにして、70cmの高さに赤ちゃんが寝るスペースを作る事にした。
この高さなら、オムツを替えたりするにはちょうどいい高さだろうし、
蒸れないよう、すのこみたいに作って、かんたんに取り外しが出来るようにする。
木材はほぞを組み合わせ、角がないようにすべてトリマーでまるく飾りをいれる。
こうすればちょっとオシャレになるし、危なくないだろう。
簡単な設計図を頭に描き、いざベビーベット作りに突入なのだ。
まずは杉の荒材にカンナをかけてから、
鉛筆でほぞ穴の位置をマークする。
トリマーを初めて使うので、少々緊張する。
トリマーのビットの高さをスコヤで確認し、
ビットにあわせて作っておいたジグをあて、
慎重にほぞ穴を掘る。
手に力が入り、溝が曲がってしまった。
本体の骨組だけ作ってみた。
この後、ベットのすのこの部分とその下の棚つくりだ。
すのこには、桧の板をつかうのだ。
ヒノキのいい香りにつつまれて
我がまごは、いい夢をみるだろう。
自分の孫のためにベビーベットを作る。
なんて幸せな事だろう。

鉋をかける時のため、釘などはログハウス工場のおじさんから借りた、









午前中でシイタケの稙菌が終わった。およそ40本くらい作った。後はナメコとヒラタケの稙菌だが、原木の桜の木が足りなくなったので、午後の仕事にまわすことにする。
昼食後、チェンソーで半割にし、皮をむいておいた落葉松の表面を電動かんなで平らにした。ネットオークションで1000円で買った、この165ミリのマキタの電動カンナは、古いせいか、大きくて重く、ものすごい騒音を出すのがネックだが、直径30cmの丸太の表面を難なく削ってしまう。




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